写真１　イギリス１９１３年製トーメス・モーター・ステージコーチ　４８馬力５リッターエンジン装着　コーチは屋根にも乗れるものでこれで２０名以上の乗客が乗車可能（デンハーグ市ローアン自動車博物館）

写真２　Ｍｉｌｅｓ　Ｄａｉｍｌｅｒ　Ｄｏｕｂｌｅ―ｄｅｃｋｅｒ　Ｏｍｎｉｂｕｓマイルズ・ダイムラー２階建てバス　１９０４年製　現存する２階建てバスで世界最古の物　１９０４年　エンジンは４気筒４５馬力　最高速度５６ｋｍ　ダイムラー社がシャシを供給し、ロンドンのバス架装会社が仕上げた　（シュットガルト市メルセデスベンツ自動車博物館）（後にこの会社はドイツのダイムラー社に買収された）。車掌が後部にいたが乗客は飛び乗り、飛び降りで料金を支払わないのが多く問題であったと。

写真３　１９２０年の２階建てバスと２階建て市電（ロンドン市内交通博物館）小中学生の見学が多かった

写真４　ウイーンで１９６１年使用されたダブルデッカーバス　座席が６０、立席が４３で市内の大量輸送を目論んだが、市内の短距離を乗る乗客は２階には上がりたがらず、計画とは異なる輸送手段となってしまった　オーストリア・グレーフ・ウントシュテフト社製（ウイーン交通博物館）

写真５　ドイツ・ブッシング社　２階建てバス　１９７１年製　７４２０cc１５６馬力　最高速６３キロ　ベルリンの市内バスで利用されていたもの　アインベック市ＰＳシュパイヒャー自動車博物館

写真６　ロンドンの２階建てバスは今でも多く利用されている　後部出入り口に車掌がいる　車両はボルボのエンジン・シャシ

写真７　ウイーン・シェーンブルン宮殿前に停車していたネオプラン社のダブルデッカー・スカイライナー（ネオプラン社は現在はドイツＭＡＮ社の子会社。このＭＡＮ社はＶＷの子会社）

写真８　ボルボ製　グレイラインの観光バス　ＢＭＷ　Ｗｏｒｌｄ前の車寄せ

写真９　オランダＤＡＦ社が１９４６年からイギリス向けに生産し、後に東ドイツに運ばれたトレイラー・バス　戦後大量輸送にはこのような大型バスが不可欠であった

写真１０　旧東独ドレスデン市交通局で使用されていたトレイラー・バス

写真１１　アメリカカイザー・インダストリ社が１９４６年に試作した連節バス

写真１２　欧州ではバスの後ろにトレイラーを付けて牽引することは１９２０年代より始まっていた。それがバスをもう一台連節して牽引するのが出現した。バスはスイスで製作されたもの。（ザウラー社アーカイブより）

写真１３　スイスのヴィエチコン市とアルボン市の間（広い舗装された山道で２５キロの距離）を運行するスイス郵便交通の連節バス（ドイツＭＡＮ社製）でこの期間は連節バスのみの運行（その代り一時間に２本程度の運行）

写真１４　ニューヨーク市内で見た中国ＢＹＤ社製かも知れない連節バス　メーカーを示すエンブレムは外側にはどこにもなかった

写真１５　ドイツドレスデン市で実際に走行していた３０メートルのバス。コンピュータ制御で回転半径は１２メートルバスと変わらないと。